犬のしつけは、犬と飼い主にとって非常に重要なスキルです。
ここでは、ドッグトレーナーの飯嶋志帆さんの専門知識とアドバイスに基づく効果的な犬のしつけ方法について紹介します。
飯嶋志帆(いいじましほ)とは
飯嶋志帆の経歴

ドッグトレーナーになるきっかけ
大学卒業後、普通に就職。
殺処分される犬を飼おうと保健所へいくと、
「うちは犬の譲渡はしませんよ」っと。
そして、こう言われました。
- 病気の犬や噛む犬をどうするの
- 問題のある犬を飼えると思ってるの
- 獣医でもトレーナーでもないのにどうするの

その言葉に悲しくなりました。
確かに素人のわたしに何ができるのだろうと思いたち渡米し、
ドッグトレーナーになることを決意。
そして、
世界有数の犬訓練施設である、アメリカ、テキサス州のトリプル・クラウン・ドッグ・アカデミーなどで、
- 犬訓練・行動専門家の資格を取得
- 愛玩動物飼養管理士を取得
- 攻撃的な犬の行動学 専門課程終了

ドッグトレーナーとして活躍
飯嶋志帆先生は、長年犬のしつけに携わってきたベテランのドッグトレーナーです。
幼い頃から動物と触れ合い、特に犬との絆の深さに魅了されてきました。
犬の行動や心理を深く理解し、その知識と経験を活かして、多くの犬と飼い主の悩みを解決に導いてきました。
犬のしつけは、単に命令に従わせるだけでなく、犬と飼い主さんがお互いを理解し、信頼関係を築くためのプロセスだと考えています。
そのため、飯嶋先生は、犬の性格や個性を尊重し、無理強いすることなく、犬が安心して学べるような環境作りを大切にしています。
長年の指導経験を通して、様々な犬種や性格の犬と向き合ってきた飯嶋先生は、犬のしつけに関する豊富な知識と実践的なノウハウを有しています。
犬の行動学、心理学、トレーニング理論などを深く研究し、常に最新の情報を収集することで、より効果的で安全なしつけ方法を追求しています。
また、飯嶋先生は、犬のしつけを通して、飼い主さんの意識改革にも力を入れています。
犬との生活をより豊かに、そして互いに幸せに過ごすために、飼い主さん自身の行動や考え方を変えることの重要性を説いています。

犬のしつけは、飼い主と犬の双方にとって、より良い関係を築くための素晴らしい機会です。
飯嶋志帆先生は、その機会を最大限に活かすため、飼い主さん一人ひとりの状況に合わせて、最適なアドバイスとサポートを提供しています。
飯嶋志帆のしつけ理念
飯嶋志帆先生は、犬のしつけにおいて、以下の理念を大切にしています。
- 犬の個性を尊重する
- 犬との信頼関係を築く
- 犬のポジティブを強化
- 継続的な学習
犬の個性を尊重する
すべての犬はそれぞれ異なる性格や個性を持っています。
飯嶋先生は、犬の個性を理解し、その特性に合わせたしつけ方法を提案しています。
犬の強みや弱みを把握し、それぞれの犬が安心して学べるように、無理強いすることなく、犬のペースに合わせてしつけを進めていきます。
犬との信頼関係を築く
しつけは、犬に命令を覚えさせるだけでなく、犬と飼い主がお互いを理解し、信頼関係を築くためのプロセスです。
飯嶋先生は、犬とのコミュニケーションを大切にし、愛情と理解に基づいたしつけを実践しています。
犬が飼い主さんを信頼し、安心して従うことができるような関係作りを重視しています。
犬のポジティブを強化
犬が望ましい行動をとった時には、褒め言葉やご褒美を与えることで、その行動を強化します。
罰や脅しは、犬のストレスや不安を増大させる可能性があるため、使用しません。
犬が喜んで行動できるような、ポジティブな環境作りを心がけています。
継続的な学習
犬のしつけは、一朝一夕にできるものではありません。
継続的な学習と実践を通して、犬と飼い主は共に成長していきます。
飯嶋先生は、飼い主が常に学び続けられるよう、様々な情報を提供し、サポートしています。
心のこもった指導
飯嶋志帆先生は、犬のしつけにおいて、誠実で丁寧な指導を心がけられています。
飼い主さんの状況を理解する
犬のしつけは、犬だけでなく、飼い主さんの状況や生活環境も大きく影響します。
飯嶋先生は、飼い主さんの生活スタイル、時間的余裕、犬との関係性などを丁寧に聞き取り、それぞれの状況に合わせたしつけプランを提案してくれます。
具体的な方法を指導する
しつけの理論だけでなく、具体的な方法やテクニックを分かりやすく説明します。
飼い主さんが実践しやすいように、具体的な例や動画などを用いて、丁寧に指導しています。
疑問点を解消する
しつけを進める中で、飼い主さんが疑問に思うことは、どんな些細なことでも、丁寧に説明し、解消してくれます。
安心してしつけに取り組めるよう、サポート体制を整えています。
継続的なフォローアップ
しつけが完了した後も、定期的にフォローアップを行い、犬の成長や飼い主の状況に合わせて、必要があればアドバイスを提供してくれます。
飯嶋先生は、飼い主さんが安心してしつけに取り組めるよう、常に寄り添い、サポートしています。
飯嶋志帆先生のおすすめアイテム

飯嶋志帆先生の代表作、イヌバーシティ~いぬ大学~
6年連続日本一、売れている「犬のしつけ」動画です。
- 素人でも、賢い犬に育てることができる
- 動画なので、どうすれば良いかわかる
- 順番に実践していけば、犬のしつけが簡単にできる
- わからないことは質問ができる

↓イヌバーシティの詳細は、別ページで紹介しています。

効果的な犬のしつけ方法
基本のしつけテクニック
犬のしつけの基本は、飼い主さんとの信頼関係を築き、犬が安心して従うことができるようにすることです。
基本的なしつけテクニックを紹介します。

犬のしつけには、「芸」を教えるということが大切です。
実は、芸を教えることで犬との信頼関係が深まっていくからです。
これは、犬が楽しみながら学ぶことができる動物だから。
愛犬との絆を深めるために「芸」を教えるということに取組でみてください。
芸を教える
犬は本来、群れで生活する動物です。
なので、リーダーの命令に従うことに喜びをおぼえます。
命令とは、お手・お座り・待てのような命令や合図のこと。
これを犬のしつけ用語で、「コマンド」といいます。
犬はコマンドを覚えることに、安心感と喜びを覚えます。
なぜなら、あなたに、
- 頼られている
- 守られている
- 愛されている
っと感じるからです。
これを、
飼い主と主従関係と呼びます。
私たち人間社会に例えると、
家族や会社という組織に属している安心感や、仕事のやりがいと同じです。
- 家族に愛されている
- 家族の笑顔に癒やされる
- 毎月、決まった収入が入ってくる
- 仕事で達成できた時の喜び
- 困った時は上司に相談できる
っといった感じです。
犬は、「芸」を学ぶことで生きがいを感じとっているのです。
また、飼い主さんにとっても、「しつけ」っという重いテーマより、
「芸」を教えるという感覚のほうが、気楽に実践でき長続きします。
犬が楽しむ
犬は、ひとの感情を読むのが得意な動物です。
飼い主さんが喜んでくれると愛犬も嬉しい気持ちになります。
芸を覚える
↓
飼い主さんが喜ぶ
↓
愛犬も嬉しい
このようなサイクルが生まれ、愛犬は芸を覚えるのが楽しくなっていきます。
もしろん、愛犬が芸を覚えてくれると、飼い主さんも嬉しくなり楽しい気持ちになると思います。
信頼関係が深まる
芸を覚えて、忠誠心を持った愛犬は、とてもかわいく愛おしい存在です。
愛犬も同じで、飼い主さんから愛されていると感じる機会が多くなってきます。
すると、自然に信頼関係が深まっていきます。
これ、言葉で言い表すのがすごく難しいのですが、
例えるなら、恋人のような存在になっていきます。
そばにいてくれるだけで、安心・心地よいといった関係です。
一緒に何かをやり遂げるという、小さな成功体験を積み重ねていくと、そんな関係が育っていきます。
芸に興味を持つ
ここまで来ると、愛犬は自ら芸を学びたくなっています。
学べば学ぶほど→楽しい→信頼されている→学びたい
っと、なっていきます。
犬のしつけでは、まずこの芸のサイクルを作ることが大切です。
うまくいかないこともあると思いますが、芸のサイクルを意識して取り組んでみてください。
これらの基本的なしつけテクニックをマスターすることで、犬との生活はより快適で安全なものになります。
問題行動の対処法
犬の問題行動は、飼い主にとって大きなストレスです。
しかし、適切な対処法を知っていれば、多くの問題行動は改善することができます。
以下に、犬の問題行動とその対処法を紹介します。
無駄吠え
犬の無駄吠えは、飼い主さんにとって悩みの種です。
無駄吠えの原因は様々ですが、寂しさ、不安、興奮などが考えられます。
無駄吠えを改善するには、まず原因を突き止め、それに合わせた対処法を行うことが重要です。
例えば、寂しがり屋な犬の場合は、十分な愛情と遊びを与え、犬が寂しいと感じないようにすることが大切です。
不安を感じている犬の場合は、安心できる環境作りや、トレーニングを通して自信をつけさせてあげることが重要です。
噛みつき
犬の噛みつきは、飼い主さんや周りの人にとって危険な行動です。
噛みつきは、遊びのつもりで噛んでいる場合や、恐怖や不安を感じている場合など、様々な原因が考えられます。
噛みつきを改善するには、まず原因を突き止め、それに合わせた対処法を行うことが重要です。
例えば、遊びのつもりで噛んでいる場合は、噛みつき遊びを控え、代わりに引っ張りっこやボール遊びなど、安全な遊びを教えましょう。
恐怖や不安を感じている場合は、安心できる環境作りや、トレーニングを通して自信をつけさせてあげることが重要です。
飛びつき
犬が人に飛びつくのは、喜びや興奮の表現であることが多いです。
しかし、場合によってはケガの原因となるので、やめさせなくてはいけません。
飛びつきを改善するには、犬が飛びつこうとした時に、無視したり、落ち着いて座らせるように促したりするなどの方法があります。
また、犬が落ち着いて座っている時に、褒め言葉やご褒美を与えることで、飛びつくよりも座っている方が良い行動だと認識させることができます。
不安分離
犬が飼い主と離れることに不安を感じ、過度に吠えたり、破壊行動を起こしたりする状態を分離不安といいます。
分離不安を改善するには、犬が飼い主と離れても安心できるよう、徐々に慣れさせていくことが重要です。
例えば、短時間だけ家を出て、すぐに帰ってくることを繰り返す。
犬に安全なおもちゃや、飼い主さんの匂いがついたタオルなどを与えたりすることで、犬が安心して過ごせるようにサポートしましょう。
犬の問題行動は、適切な対処法を行うことで改善することができます。
しかし、改善には時間がかかる場合もあることを理解し、根気強くしつけを行うことが重要です。
仔犬の早期しつけ
仔犬の時期は、犬の性格や行動パターンが形成される重要な時期です。
この時期に適切なしつけを行うことで、犬との生活をよりスムーズで快適なものにすることができます。
社会化
仔犬の時期に、様々な人や犬、環境に慣れさせることが重要です。
社会化することで、犬は様々な状況に適応し、ストレスを感じにくくなります。
トイレのしつけ
仔犬のトイレのしつけは、早いうちから始めることが重要です。
仔犬がトイレの場所を覚え、適切な場所で排泄できるよう、根気強くしつけを行うことが大切です。
噛みつき防止
仔犬は、遊びのつもりで噛みつくことがあります。
しかし、早いうちから噛みつきを抑制するしつけを行うことが重要です。
噛みつきを許してしまうと、成犬になってからも噛みつき癖が治りにくくなってしまいます。
仔犬のしつけは、犬の将来の性格や行動に大きな影響を与えます。
早いうちから適切なしつけを行うことで、犬との生活をより楽しく、そして安全なものにすることができます。
犬との絆を深める方法
信頼関係の築き方
犬との信頼関係は、しつけの成功だけでなく、犬との生活をより豊かにするために不可欠です。
次に、犬との信頼関係を築くための具体的な方法を紹介します。
愛情表現
犬に愛情表現をすることは、犬との信頼関係を築く上で非常に重要です。
なでたり、抱っこしたり、言葉で褒めたりすることで、犬は飼い主さんから愛されていると感じ安心します。
コミュニケーション
犬とのコミュニケーションは、言葉だけでなく、態度や表情、仕草など、様々な方法で行うことができます。
犬の行動や表情をよく観察し、犬が何を伝えようとしているのか理解しようと努めましょう。
遊び
犬と遊ぶことは、犬のストレス解消だけでなく、飼い主との絆を深める効果もあります。
犬が喜んでくれるような遊びを一緒に楽しみ、犬との時間を共有しましょう。
トレーニング
しつけを通して、犬は飼い主さんの指示に従うことを学びます。
そして、飼い主さんとの絆を深めることができます。
トレーニングは、犬にとって楽しい経験になるように、褒め言葉やご褒美を効果的に活用しましょう。
安心できる環境
犬が安心して過ごせる環境作りも、信頼関係を築く上で重要です。
犬が落ち着いて過ごせる場所を用意し、安全な環境を提供しましょう。
犬との信頼関係は、一朝一夕に築けるものではありません。
日々の生活の中で、愛情と理解をもって接することで、犬との絆は深まっていきます。
社会化の重要性
犬の社会化とは、様々な人や犬、環境に慣れさせることが大切です。
そして、犬が社会の中で安心して生活できるようになるよう段階的に環境になれさせていきます。
社会化は、子犬の時期に行うことが重要ですが、成犬になってからも行うことができます。
様々な人と触れ合う
犬が様々な人と触れ合う機会を作ることで、人に対する恐怖心や警戒心を減らすことができます。
他の犬と遊ぶ
犬同士の遊びを通して、犬は社会的なルールを学びます。
そして、他の犬とどのように接すれば良いのかを理解することができます。
様々な環境に慣れさせる
犬を様々な環境に連れて行くことで、犬は様々な状況に適応し、ストレスを感じにくくなります。
社会化は、犬が安心して社会生活を送るために非常に重要です。
社会化された犬は、人や他の犬に対して友好的です。
そのため、ストレスを感じにくいため、飼い主さんにとっても安心です。
適切なコミュニケーション
犬とのコミュニケーションは、しつけや信頼関係を築く上で非常に重要です。
犬は言葉が理解できないため、飼い主さんは言葉以外の方法で犬とコミュニケーションをとる必要があります。
ボディランゲージ
ボディランゲージとは、表情、しっぽの動き、耳の向き、体の姿勢などで、コニュニケーションをとってくること。
犬は、、様々なボディランゲージを使ってコミュニケーションをとります。
犬のボディランゲージをよく観察し、犬が何を伝えようとしているのか理解しようと努めましょう。
声のトーン
犬は、飼い主さんの声のトーンによって、その言葉の意味を理解します。
優しく穏やかな声で話しかけることで、犬は安心し、リラックスします。
一方、怒ったり、威嚇したりするような声で話しかけると、犬は恐怖を感じ、ストレスを感じます。
ご褒美
犬が望ましい行動をとった時には、褒め言葉やご褒美を与えるます。
すると、犬は自分の行動が認められたと感じ、喜びます。
ご褒美は、
犬が大好きなオヤツや玩具、なでるなど、犬にとって嬉しいものであれば何でも構いません。
無視
犬が望ましくない行動をとった時には、無視をしてみましょう。
犬は自分の行動が認められなかったと感じ、その行動を繰り返すのをやめる可能性があります。
ただし、問題行動に別の理由がある場合は、効果がありません。
その場合は、なぜ問題行動をおこすのか、理由をしっかり把握する必要があります。
犬とのコミュニケーションは、お互いを理解し、信頼関係を築くための重要な要素です。
犬の行動や気持ちを理解し、適切なコミュニケーションをとることで、犬との生活はより豊かになります。
まとめ
犬のしつけのポイント
犬のしつけは、犬と飼い主がお互いを理解し、信頼関係を築くためのプロセスです。
犬のしつけを成功させるためには、以下のポイントを意識することが重要です。
犬の個性を尊重する
べての犬はそれぞれ異なる性格や個性を持っています。
犬の個性を理解し、その特性に合わせたしつけ方法を考え実践しましょう。
犬との信頼関係を築く
しつけは、犬に命令を覚えさせるだけでなく、犬と飼い主がお互いを理解し、信頼関係を築くためのプロセスです。犬とのコミュニケーションを大切にし、愛情と理解に基づいたしつけを実践しましょう。
ポジティブを強化
犬が望ましい行動をとった時には、褒め言葉やご褒美を与えることで、良い行動を強化しましょう。
罰や脅しは、犬のストレスや不安を増大させる可能性があるため、使用しないようにしましょう。
継続的な学習
犬のしつけは、一朝一夕にできるものではありません。
継続的な学習と実践を通して、犬と飼い主は共に成長していきます。
常に学び続け、より良いしつけ方法を追求しましょう。
犬のしつけは、飼い主と犬の双方にとって、より良い関係を築くための素晴らしい機会です。
これらのポイントを意識することで、犬との生活をより豊かに、そして互いに幸せに過ごすことができます。
飯嶋志帆先生が教えてくれたもの
犬との生活は、喜びと癒しを与えてくれる素晴らしいものです。
しかし、犬との生活には、しつけという課題も存在します。
しつけは、犬に命令を覚えさせるだけでなく、犬と飼い主さんがお互いを理解し、信頼関係を築くためのプロセスです。
犬のしつけは、決して難しいものではありません。
犬の性格や個性を理解し、愛情と理解をもって接することで、犬は必ずしつけを理解し、飼い主さんとの絆を深めてくれます。
しつけを通して、犬との生活はより豊かになり、互いに幸せな時間を過ごすことができます。
犬との生活をより良いものにするために、ぜひしつけに挑戦してみてください。
飯嶋志帆先生は、犬のしつけを通して、飼い主と犬が共に幸せに過ごせることを願っています。

コメント